VirtualBox 共有フォルダの設定方法(ゲストOS : Ubuntu Server 17.10)

Ubuntu Server 17.10 をゲストOSとした VirtualBox の共有フォルダーの設定方法です。

過去記事(Ubuntu Server 15.10 の時)と同じ内容です。


VirtualBox の Guest Additions のインストール

まず、VirtualBox の「Guest Additions の CD イメージを挿入」を実行します。
次に、以下のコマンドを Ubuntu Server 上で実行し、Gust Additions のインストールします。

$ sudo mount /dev/cdrom /media/cdrom
$ sudo bash /media/cdrom/VBoxLinuxAdditions.run --nox11
$ sudo umount /media/cdrom

ここでのポイントは、Guest Additions のインストール時に --nox11 オプションを付与する事です。
これで、Xがインストールされていなくても警告がでません。


共有フォルダーにアクセスできる権限の設定

最後に、以下のコマンドを Ubuntu で実行し、共有フォルダにアクセスできるグループに参加させます。

$ sudo gpasswd -a [ユーザー名] vboxsf

上記は、vboxsf グループにユーザーを参加させるためのコマンドです。
マウントポイントの権限が vboxsfグループになっているために、これを実行しないと
フォルダの中を見れません。

以上です。